2012年3月26日

三清洞、仏西書店

 光化門から三清洞に向かう間に仏教書の専門店を見つけました。先日は、キリスト教書店に行ってきましたが、まさか次の日に仏教書店に入るとは思いませんでした。やはり、自分の足で歩いて調査するということは重要なようです。実際は時間つぶしのために散歩をしていたのですが・・・書店を見つけた時点で市場調査となります。

 店内はそれほど大きくありません。仏教グッズや文献が一緒に売られているところは、キリスト教書店に共通していました。お香や木魚なんかも陳列されており、興味深く拝見させて頂きました。


 詳しくはわかりませんが、印象としては信仰書の類いが多く売られていました。そういう意味では、キリスト教書店とも共通する点が多く、やはり宗教書を専門に扱う書店の特徴ということが言えるのではないでしょうか。これからもソウルの町書店を見つけることができればレポートしていきたいと思います。

2012年3月25日

光化門、キリスト教書店

 光化門のキリスト教書店に行ってきました。有名なイ・スンシン将軍銅像から歩いて300メーターというところでしょうか。店内は二階、三階とあり、やはりキリスト教関連の文献は一番揃います。

 三階店内の様子です。新刊から古書まで、子供用のキリスト教文献のスペースもあり賑わっていました。キリスト教書店とあり、定休日は日曜日です。駐在員も日本で紹介できそうな本がないかチェックしてみました。

 二階の様子です。英語文献やキリスト教音楽のCD、便箋、十字架、ネクタイなどなど文献以外のグッズも豊富です。やはり、キリスト教人口が多いだけに日本では存在しそうにないグッズも豊富です。もちろん、アドベントの紫ろうそくも手に入ります。日本では非常に見つけづらいとか。

 壁掛け十字架も種類豊富!広角レンズでないと入りきりません・・・
 これから駐在員は、キリスト教書店に定期的に足を運び、日本で紹介できそうな文献の発掘を継続的に行うことにいたします。読者みなさまは、どのような分野に関心をお持ちなのかも調査していきたいです。

2012年3月12日

核のない世界をめざして

 先週の土曜日ソウルの市庁では、大きな集会が開かれていました。警察などの警備隊も出動し、騒々しいと思われた方は、このためです。「第28回韓国女性大会&子供たちに核なき世界を!」が開かれていました。駐在員も韓国の核に対する関心を知るべく参加して参りました。まだまだ寒いソウルですが、準備された椅子は満席状態と韓国の核に対する関心度をうかがうことが出来ました。

 全国からカトリック修道女さんたちが集まったのでしょうか?かなり多くの修道女さんたちが積極的に参加している姿勢は、反核へのカトリックの姿勢を現しています。韓国における原発21基がなくなる日は、いつ訪れるでしょうか?あるいは、政府の方針通り増築されていくのでしょうか?気になるところです。

 3・11大地震から1年経た現在でも放射能の恐怖から逃れることはできません。福島出身の女の子が福島の現状と自らの思いを発言してくれました。私たちの世代は、核の問題を解決して、次世代にバトンを渡すことができるのでしょうか?
 2011年3月11日以降、日本で起こった福島第一原発の事故は、ただ単に日本の問題だけではなく、世界に衝撃を与える放射能の恐怖として現れました。この恐怖という暴力に対して、いかに対応するかが問われる時代となったことは間違いありません。「かんよう出版」でも核に対する応答をしたいと考えつつ、情報収集をしています。

2012年3月5日

YP文庫を調査してきました。

 YP文庫に行ってきました。外から見ると入り口が地下になっていて、遠くからではどこにあるのか目印がわかりにくかったです。そのためか店内も日曜日の正午でしたが、混雑している様子ではありませんでした。


 店内は、ガラーンとしているように見えますが、教保文庫に比べると余裕ある空間作りを行っているように感じられました。その分、教保文庫の方が品数豊富なのは確かですが、ゆっくりと本を閲覧するにはYP文庫負けていません。現に駐在員は、長居してしまいました。


 ベストセラー本は、分野別に分類されていてわかりやすい見出しです。YP文庫は、本の表紙を見せるのが上手な書店のように感じました。


 なんといっても平済みスペースがこんなにも広がっているのです!気になる本は、手に取ってすぐに広げられるというのも空間使いのうまい書店だなと感じます。



 そして、子供たちにもうれしいのは、絵本と玩具がたくさん売られていることです。子供スペースは、絨毯素材で、転んでも大丈夫♡


 パパが子供に絵本を読んであげています。YP文庫では、このような光景が広がってなんだかほんわかしました。日本では、立ち読みならぬ地べた読みは禁物のような気がしますが、韓国では問題ありません。


 日本書籍ももちろんあります。しかし、雑誌中心で文庫や小説の数は少ないです。あまり需要がないのかなとも思いますが、駐在員にはありがたいです。


 地下では、文具やマンガなどが売られていますが、その横には階段イス!!!みなさん、気になる本は、買う前にここに持って来て自由に座り読み。一日中過ごしている人も居るのではと思う程でした。
 駐在員も空間にまかせて、ゆっくり2時間程書店を見ることができ、6冊程購入して帰りました。かんよう出版の書籍もこのような書店に置かれると嬉しいなという希望を持ちました。

2012年3月1日

教保文庫:日本書籍コーナー

 先日、韓国最大といわれる教保文庫に行って来ました。こちらは地下鉄5号線から一番近い入り口です。ここから入ると、すぐに日本書籍コーナーです。

 教保文庫には、日本書籍コーナーが設けられています。スペースにして駅中の本屋といったところでしょうか。しかし、これだけ一つの外国書を取り揃えている本屋もなかなか日本では見当たらないでしょう。店頭に並ぶ書籍は、小説類や芸能人の写真集など流行を捉えるものが主でした。

 雑誌や写真集も結構豊富です!最近の女性誌は、特に韓流の影響で韓国人タレントが表紙になることが多いようです。キムテヒさんやキムヨンアさんが表紙になったものもありました。

 やはり、小説は人気があるようです。韓国では、特に村上春樹氏の翻訳本まで出版されて、多くの人々に読まれています。日本語版で読まれる方もいるとか!高等学校の第2外国語選択で日本語を勉強する人が多い韓国は、日本語の「かな」やあいさつ程度の日本語はみなさんよくご存知です。
  日本書籍を中心に調査してますと、意外とマンガが並んでいませんでした。「日本のマンガは世界でも人気なのにな〜」とか思っていますと、韓国書籍のマンガコーナーには、すでに翻訳された日本のマンガがズラリ!やはりマンガは低価格でないと売れないようで、輸入物は少ないみたいです。
 「かんよう出版」の書籍も教保文庫の日本書籍コーナーに並ぶ日が来るのを夢見つつ頑張りたいと思います!