2012年2月7日

芽を出すということ


(ソウル、チョンノのダイソーで購入したバジル)

 三寒四温と言いますが、現在の韓国は三温四寒でございます。明日から再びマイナス10度となるそうです。

 それはさておき、本日駐在員は、先日ご紹介した韓国キリスト教歴史研究所に来られたとある日本人研究者に呼ばれて、ご挨拶に行っておりました。ウルサン大学などの客員教授を終え、引退され現在は、孤児院の資料を集めにこられたとのことでした。
                
 
 名刺交換後には、「出版業界ですか〜厳しいですな、最近は」とのお一言。確かに紙を媒体として、情報を共有することが少なくなった現代人。その反面で、出版社は紙を媒体にして情報をご提供致します。どんな歴史でも現在があれば、そのポストがあり、その連続性の中には逆戻りする傾向もあるのです。ということは、現在の情報機能が飽和状態に達する際に、人間は紙の価値観に逆戻りする可能性は多いにあります。しかし、現状は紙離れが続いてるのは、出版社として泣き所。このような時期にかんよう出版は、どのような芽を出すことができるでしょうか。

 駐在員、何かの願掛けではありませんが、今日から芽が出るようにとバジルの種を栽培することにしました。バジルだけでなく、出版社もほそぼそとでも成長しますように。