2012年2月5日

韓国キリスト教歴史学会 第301会

本日は、韓国キリスト教歴史学会に参加しました!

ソウルの弘大からバスで五分ほど乗れば研究所です。月に一度学会が開かれ、二つの研究発表が行われます。年に二度学会誌が発刊されます。韓国キリスト教の歴史学会では、一番権威がある学会なのです。この学会誌に名前が載れば、研究者としては一人前!?と言われるでしょう。 

本日の主題は、二つあり、特に日本に関係あるものとして李徳周教授(監理教神学大学)による「関西学院神学部朝鮮人留学生に関する研究」の発表がありました。まだ日本でも留学生研究は、進行中ですので、今後のミッションスクールにおける神学部の留学生という研究課題には、注目する価値がありそうです。 学校ごとには、ある程度年史などでまとめられていますが、「日本における神学部の朝鮮人留学生」を体系的に捉えた文献は、まだ見当たりません。当出版社でも取り扱いたい主題の一項目として、ピックアップしてみました。